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B君は、同じ300万円の利益に対して、 500万円の含み損を抱えています。よってB君の資産は、 500万円+300万円―500万円=300万円なので、 投資元本が半分近く減っているということになります。
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問題なのはこれが「含み損」を抱えた 「塩漬け状態」になっているという点です。
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つまりB君の口座状況は、その大半が「塩漬け株」で、 良い銘柄が見つかっても、現金化しなければ 新たな投資をすることができないのです。
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「でも塩漬け株が上がれば良いんでしょ!」 なんて声が聞こえてきそうですが、 そもそも「塩漬け」状態にある銘柄が、 すぐに株価が回復するとは思えません。
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仮にそうだとしても、かなり時間を要することは いろんな方が経験済みです。
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つまり「含み損」も「塩漬け株」も、 実際に損失を確定する以上に、 資金的だけではなく、時間的にも損失が大きいのです。
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----------------------------------------------- 資金の半分を失えば、回復までに、2倍の値上がりが必要になる ----------------------------------------------- 株式投資で、損失額を減らすことが なぜ重要かをお伝えします。
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以下の図は、損失を被った時、 元本回復まで、どれくらいの収益が必要かを表した図です。
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B君のように、元本の半分近くを失った場合、 回復までに、2倍の収益が必要になるのです。 このような数字を実際に見れば、 いかに「損切り」が重要なのかが、分かると思います。
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なので絶対に「塩漬け株」は作るべきではないのです。
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----------------------------------------------- でも、どうやって「損切り」をやれば良いの?? ----------------------------------------------- 「損切りができない」という人のほとんどは、 はじめから、損失になることを想定していません。
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あなたが投資した株が、 3か月後に30%も下がると分かっているなら 絶対に投資をしないはずです。
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でも僕たちのようなプロのトレーダーは、 「含み損がいくらになれば確定する」という プランありきでエントリーを行います。
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はじめから「塩漬け株」を作らない投資を 行っているのです。 なので、新たな投資ができないということは 絶対に起きないメカニズムになっているのです。
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確かに相場が良くないと、資産が増えないことは 当然あり得ます。
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でも、そんな状況がいつまでも続くことはありません。 必ず相場の局面は好転するのです。
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最悪なのは、相場環境が良くなったにも関わらず 新規の投資ができないということです。
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まさに先月の20日がそんな状態だったと思います。 この時に、ある程度損失を確定させ、 手元資金を作った投資家は、 8月23日以降の急上昇相場で、 損失以上の利益を得たはずです。
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かなり長くなってきたので、この辺で終わりますが、 あなたが本当に株式投資で 期的に資産を増やしたいのであれば これまでのやり方を改めて、 「長期的に資金が増える投資」を 行っていただきたいと思います。
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