秋口に向けての投資戦略を考えてみる
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↑IPO銘柄は今年後半から注目!
このメルマガは今日の昼に書いていますが、
今日の日経平均株価は一時、
500
円ほど
大きく下げています。
再び首都圏
3
件、大阪などに
「緊急事態宣言」を発令することになりました。
再び世界的に“デルタ株”の感染が広がる中
日本は先物主導の売りが続いています。
日本株が弱い理由について、
7月
9
日のメルマガで、
僕なりの考えをお伝えしました。
まだ目を通していない方は
一度、読んでみてください。
↓
https://toushinokyoukasyo.com/back-number/2021-07-09.html
では、日本株はもうダメなのか??
僕個人的な意見ですが、
一番の買いポイントは、
今年の
9
月、
10
月あたりではないかと考えています。
いくつか考えられる「理由」について
述べてみたいと思います。
(理由
1
)ワクチン接種は、
8
月半ば以降から動く
僕はまだワクチンを接種していませんが
お世話になっているクリニックの先生から
8月半ばくらいからワクチンが入手できるかも?
と聞いています。
2回の接種率は、まだ
25
%程度ですが、
そう遠くない時期に、
50
%に近づくと思います。
そういうところを外国人投資家は見ていると思います。
(理由
2
)家計における余剰資金が膨大
現在、家計における余剰資金は、
約
22
兆円あるといわれています。
(米国は
200
兆円)
ワクチン接種が進むと、これらの資金が
一気に市場に出てくると思います。
米国でも接種率が
50
%に向かう過程で
需要が爆発しました。
(理由
3
)秋に衆議院総選挙が行われる
今年の秋に、衆議院解散総選挙が行われますが、
おそらく株式相場にはプラスに働くと思います。
自民党がある程度の議席を失うのは
すでに織り込み済みで、ポイントは、
補正予算がどれだけ組まれるかという
ところかと思います。
僕が政治家なら、ワクチン接種状況に
合わせるように、大幅補正予算を組み
家計の余剰資金を合わせて、
需要を喚起する政策を考えます。
それが株価にとってはプラスになるからです。
よって、時期的に十分可能性があると思います。
(理由
4
)米国のマネーの総量が
19
兆ドル超え
以前、経済番組で見たのですが
今の米国のマネーストック
M1
(現金、預金)が
なんと
19
兆ドルに達したとの指摘がありました。
これは日本の個人金融資産とほぼ同額で
コロナ前の約
4
倍に相当します。
今の米国株が高値を更新しているのは、
これが背景になっているのかもしれません。
つまりこれだけ莫大な現金が積まれていれば
この一部が株式市場に流れ込むだけで
相当なインパクトがあります。
もちろん増税やインフレなど、
株価に逆風となる要因はありますが、
しかしそれを支えるだけの十分な要因も
あるということです。
よって基本的に僕の見解は
9月までは厳しい局面が続くかもしれないが
今のうちから、秋にかけて
「どんな銘柄で勝負するのか」を
今のうちに準備しておくことが
重要ではないでしょうか。
紫垣
【追伸】
昨日のメルマガでも書きましたが、
マザース指数の下落が止まりません。
個人投資家が耐えきれずに、
投げざるを得ない状況に追い込まれ
それが指数の下落につながっていると思います。
もしそうだとするならば
待機資金を確保している僕たちにとっては
大きなチャンスになります。
今すぐ回復するとは思いませんが、
良い銘柄をリサーチして
買っていく時間は十分にあります。
10月から開始予定の
「第
10
期投資戦略会議」は、
またとないチャンスで開催できると
考えています。
では!
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